温水洗浄便座の温水が止まらなくなってしまった話

何年か前のことです。トイレの個室に入りました。そのトイレは温水洗浄便座で、操作は壁面に取り付けられたパネルで行うタイプでした。温水を出すために「おしり」のボタンを押したあと、悲劇が起こりました。

 

壁面の操作パネルは電池で動作していたのですが、なんと私がおしりボタンを押した直後にパネルの液晶は消え、制御不能となってしまったのです。

 

便座から伸びた管。その管から尻に放出し続ける温水。私は一生この個室で暮らさねばならないのか。そう思いました。冷静になって周りを見渡しました。温水洗浄便座の電源ケーブルを見つけました。これを引っこ抜けばもしかしたら止まるかも。映画なんかでよくある時限爆弾のコードを切るかのごとく、ゆっくりとケーブルに手を伸ばしてコンセントを引っこ抜きました。

 

私を攻撃し続けた管は元の位置に帰還し、私は個室から生還しました。滅多に遭遇しないシチュエーションだとは思いますが、もしものときのために覚えておいて下さい。

 

「温水洗浄便座の操作パネルの電池が切れたら迷わず電源を引っこ抜け!」

dマガジンの話

月額400円(税抜)で170誌以上の雑誌が読み放題のdマガジン。私も最近加入しました。「週刊文春」「フライデー」といった一般誌から、女性誌、テレビ雑誌、ホビー雑誌など幅広いジャンルを取り揃えています。

 

「そんだけいろいろ読めて400円やったらめっちゃ安いやん!」 そう思うかもしれませんが、dマガジンとて万能ではありません。安いぶん、いくつかの制約があります。

 

■1.エログラビアがない

 おっさん向けの男性週刊誌ならほぼ確実にあるエログラビアですが、dマガジンでは当然のごとくありません(笑)。水着グラビアでもきわどい部分なんかはグレーの四角形を上から被せて塗りつぶされています。

 

2.全ページ読めるわけではない

 紙で売られている全てのページが読めるわけではありません。記事の一部のみですとか、連載コーナーが丸々抜けていたりします。前者は日経系の雑誌、後者は「SPA!」のバカサイなどです。

 

3.配信開始が発売日当日でないものもある

 配信開始日はほとんどの雑誌が紙の雑誌と同じ日(午前0時に配信される雑誌もあるのでむしろ本屋で買うより早く読める場合もあり)ですが、一部の雑誌は遅れて配信されるものもあります。日経系の雑誌はこれに該当します。

 

4.読める期間が決まっている

 バックナンバー全てを読むことは残念ながらできません。期限は数月のものが多く、短い場合は2週間で終了するものもあります。競馬雑誌の「ギャロップ」なんかは配信期間が2週間ですね。

 

 とまあいろいろ制約を書いてきましたけど、ある雑誌は神対応してくれています。その雑誌は、「週刊ファミ通」です。なんと広告ページも含めて全てのページを読むことができて、配信開始は発売日と同じ、しかも配信期間は1年と非常に長いです。ファミ通は1冊500円ほどしますので、1冊の金額よりdマガジンの1ヶ月の利用料のほうが安い(笑)。ファミ通を普段読んでいる方ならdマガジンをおすすめします!

RetroPieでPC98シリーズを動作させる話

Raspberry Pi3にRetroPieを導入しました。ファミコンとかPCエンジンエミュレータはデフォルトで入っているため、ROMのファイルを指定のディレクトリに配置するだけで簡単に起動できます。しかし、PC98シリーズは日本固有ということもあって、自分で導入しなければなりません。これが結構大変。まあ、わざわざRetroPieで動かそうなんて考えている人は世界中探してもそう多くはありません(笑)。案の定、導入方法を詳しく解説して下さっているサイトはほぼありませんでした。最も参考になったのはeagle0wlさんの「ど~もeagle0wlです(再)」です。この解説がなければ無理でした(笑)。

 

eagle0wlさんのブログを見て頂ければたぶんできるのではないかとは思いますが、「UNIXのコマンドなんぞ知らんわ!」という方もいらっしゃるかと思いますので、自分が参考にした部分に補足をさせていただきます。

 

■1.そもそもターミナルってどうやって起動すんの?

RetroPieを入れるとEmulationStationの画面が表示されます。文字を入力する部分なんぞカケラも見当たりません。でも大丈夫!USBキーボードを本体に挿してF4キーを押すだけです!

 

■2.間違ってターミナルになってしまったけど、どうやって復帰すんの?

誤ってF4キーを押してターミナル画面になってしまった場合、キーボードで「exit」と入力してEnterキーを押して下さい。

 

■3.PC98シリーズのエミュレータを導入しよう!

いよいよ本題です。ターミナル画面を表示します。そして

eagle0wl.hatenadiary.jp

eagle0wlさんのブログのこのエントリを参考にしまくって下さい!

一つだけ注意点!

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ビルド自体はnp2piのマニュアル通りに行う。
NP2 for Raspberry Pi · irori/np2pi Wiki · GitHub

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→このWikiのほうに飛ぶと導入するにあたってのコマンドが書かれていますが、こちらのnp2piを入れてもRetroPieからは起動できません。こっちのほうだと実行時に引数を指定できないという問題に遭遇してしまいます。eagle0wlさんがそれを修正して下さっているので、エントリに続けて書かれているコマンドを実行していって下さい!

 

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cd ~/Dev

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→このコマンドでエラーになっちゃったよー!っていう方がいらっしゃったら、それはDevというディレクトリが作られていないためです。なのでディレクトリを作りましょう!

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sudo mkdir /home/pi/Dev

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「sudo」というのは「偉い人の権限で実行しますよ」という魔法の言葉です。「mkdir」はディレクトリを作成します、というコマンドですね。「/home/pi/」はホームディレクトリといいます。ログインしたときに最初に表示されるディレクトリですね。それを「~」に置き換えてコマンドを実行することもできます。

 

■4.起動できたけど終了は?

eagle0wlさんのブログの通りに進めていけばEmulationStationからPC98シリーズのエミュレータが起動できるようになるはずです。ちなみに私はメニューにきれいなロゴを表示するところまではやっていません。「pc98」と大きく表示されるだけです(笑)。ファミコンなどの場合、ゲームから抜けるときはセレクト+スタートを使っていると思いますが、np2piはそれができません。キーボードのF11キーを押すと上段にWindowsのバーのようなものが出てきますので、それをマウスで操作して終了して下さい。つまり、キーボードとマウスは必須です。これにパッドを2個接続してたら4個とも端子が埋まってしまいますね。まあハブをつなぐなり、うまいことやって下さい。

 

■5.今後

まだPC88シリーズとかMINEの使い方がよくわかってないので、eagle0wlさんのブログを参考にして勉強していきます!